塩焼きとの違い
塩を振って焼く「塩焼き」と違い、
菰に包んでじっくりと時間をかけて蒸し上げます。
その後、ゆっくり冷ますことでほんのり藁の香りが入り、
絶妙な塩加減の「濱焼き」になります。
しっとりとした食感が特徴で、うまみが凝縮されています。
塩を振って焼く「塩焼き」と違い、
菰に包んでじっくりと時間をかけて蒸し上げます。
その後、ゆっくり冷ますことでほんのり藁の香りが入り、
絶妙な塩加減の「濱焼き」になります。
しっとりとした食感が特徴で、うまみが凝縮されています。
市場で仕入れた新鮮な天然真鯛を活〆し、エラ・内臓を取り除くなどの丁寧な下処理を行います。鱗がついたままうす塩をします。
自社工房の中で職人たちが稲わらを手編みして菰を作っていきます。
お腹の中に玉子を詰め込み、形を整えたら一つ一つ手作業で菰で包み、細い縄で縛ります。香川県では鯛の形に包んでいるのが特徴です。
専用の蒸し釜で約2時間蒸します。蒸した真鯛をすぐ冷まし、約3時間かけて乾燥させていきます。
じっくりと時間をかけて行うことでほどよい塩味、うまみを浸透させていきます。
真鯛と讃岐さーもんのお腹には鶏卵を入れて一緒に蒸します。内臓を取り除いてしまうので、鶏卵を入れて成形を保ちます。
真鯛と一緒に蒸し上げるため、真鯛や菰の香りがほんのりと付いたおいしい蒸し玉子が出来上がります。また、お腹に玉子がたくさん入っていることから「子宝に恵まれる」という縁起物としても知られています。
一度食べると忘れられない食感。
殻に付いた瀬戸の粗塩を付けて召し上がってみてください。